NYダウは3日続落。
米利下げが見送られ、利下げを期待していた投資家からの利食い売りが出ました。
(サマー休暇に向けたポジション調整。)
自社株買いが尽きるまで底堅い展開は続きます。
・上げのカウントを崩す=自社株買い終了。
・9月は自社株買いが行うことのできないブラックアウト期間。
・自社株買い再開は10月中旬から。
8月1日に相互関税が発動されます。株式市場に需給の変化が出るかに注目です。
(上下どちらの仕掛けが入るのかに注目。)
ドル円は4月22日、23日に140円を終値で割ればカットするつもりで
買いを狙うように解説しました。(140円は週足ベースでのネックライン。)
4月の円高は、ベッセント財務長官からの円安発言だけで円高に振っていた思惑的な
下落ですから、圧力がなくなれば当面の下値を付けるのは当然です。
いろんなレポートやポストを見て陰謀論を信じるのもいいですが、
相場観とトレードはまったくの別物です!
背にするところでは買い。割ればカットするだけです。(損小利大)
基本に沿ったトレードをするのが成功への最短ルート。
小額投資中は焦るな!72の法則を念頭に置きた運用(トレード)を続けましょう。
ドル円は目先、150円半ばまでと予想しています。
151円を明確に抜けた場合は次の円安波動入りを思考する必要があります。
(これについてはまた週末レポートでお伝えします。)
日経先物ですが…
FOMCは波乱はなく通過。次は日銀の政策と植田総裁の発言に注目が集まります。
パウエル議長は9月利下げをけん制。これにより円安が進みやすくなりました。
去年のようにサプライズ利上げをして円安を止めるのか?
それとも、政府が推し進める資産倍増プランを後押しするのか?
日本企業の業績はガイダンスを見ても弱まりつつある。
米関税の引き上げによって年末にかけさらに悪化する傾向。
政府が財政政策に舵を切るなら、日銀の利上げへのハードルは高まる。
(利上げしない=高インフレが続く!)
さて、植田総裁の発言で市場はどう読むか?今日の動きは要注目です。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 40860円。 下 40560円。
60分足の75MAはチャネルライン、フィボナッチファンが重なる
言語化の多い上値抵抗ラインであることが分かります。
ここを抜けてくれば転調の兆候となります。
(40840円から40860円が上値抵抗帯!)
(60分足の抵抗帯のため上髭に注意!)
持ち越し組は二手先を見据え40600円前後で買われたと思います。
終値で40600円を割れば一旦、ロスカットです。(半分は必ず回転!)
反転が確定すれば追加買いタイミングに次は集中です。
41090円から41110円の上値抵抗帯を抜けば上げ足を速めます。
私も含め、昨年のサプライズ利上げを警戒しているトレーダーは必ずいます。
現状維持の発表(12時半過ぎ)と共に新規買いや、
売りの買戻しが入るのかに注目です。
動きがなければ引け後の会見に注目していきましょう。
