NYダウは4日続落。
6月米PCEは市場予想を上回る強い内容。
週間の米新規失業保険申請件数も市場予想を下回り、
米経済が好調であることを示しています。
今晩の米雇用統計も強い内容になると予想され、
9月利下げ見送りを織り込む形で利食い売りが先行しています。
(サマー休暇に向けたポジション調整)
ドル円は言語化の多い抵抗値を突破し、151円に接近。
円のクズ化はレポートでご説明済み。(180円安想定)
ただ、目先はまだ151円21銭は抜けないだろうと
個人的には見ていましたが、想定以上に円安が進行しています。
(ここらで止まればギリギリ許容の範囲内だが・・・)
151円21銭を抜けば下げのカウント崩れとなります。
抜けば180円の波動を想定していくことになります。
日経先物は関税スタートを警戒してか、失速。
引き続き、25MAを下値サポートにトレード計画を立てていきましょう!
ナイト高値の41280円は波動論では一時的には効くポイント。
ただ、下へ転換させるポイントではないだけに難解な動き。
市場もそれだけ悩んでいるということ。
今日の動きで判断します。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 40950円。 下 40480円。
40920円から40950円が上値抵抗帯。
40660円から40630円が下値抵抗帯。
本日(実際は明日)は需給先行日。
関税政策スタートから相場がどう動くのかに注目です。
米関税によって多くの日本企業はダメージを受けます。
目の前の相場はそれを見越していることだけ理解しておきましょう。
・業績を重んじる投資家であれば買いたくないタイミング。
・弱気派はとことん弱気。
・強気派も実は弱気。(経済は決して良くないため!)
経済が悪くなると分かっている時に引き締めはない!
強気派は政府が景気対策を行うという二手先の思考で見ています。
・企業業績が伴わない上昇ですから強気派も底上げ相場とみています。
(上値は積極的には買わない。背にするラインを参考に常に押し目買い。)
