来週の日本株の見通しと注目ポイント

日経平均は年末上昇局面を目指すが、日米経済指標や為替動向に左右される展開に

日本株は、配当再投資の期待や半導体関連株の物色人気などに支えられて、年末上昇局面を見据えています。しかし、日米の経済指標や為替動向によって、一時的な波乱が生じる可能性もあります。以下に、来週の日本株の見通しと注目ポイントをまとめました。

  • 来週の日本株は、日米の経済指標発表の結果をにらみつつ、年末上昇局面を目指す展開が予想されます。特に、11月30日のメジャーSQと12月8日の米雇用統計発表は、市場の神経を試すイベントとなりそうです。
  • 日米の金利低下やバルチック海運指数の上げ一服などによって、バリュー株の物色の方向性は定まりにくくなっています。一方、年初から好パフォーマンスとなっている日本株には、海外投資家を含めた注目が集まる可能性があります。先高期待は依然根強いと言えます。
  • 半導体関連株は、エヌビディアの好決算や台湾TSMCの第3半導体工場の建設検討などによって、引き続き物色人気の中心となりそうです。製造装置や設備投資関連、技術者派遣といった半導体周辺株や、生成AI関連株にも循環物色の輪が広がりそうです。
  • 為替は、米新規失業保険申請件数やミシガン大消費者信頼感指数などの経済指標が好調だったことで、ドルの買い戻しが強まっています。円安傾向に転じることで、輸出関連株の下値抵抗感も増してくることが想定されます。
  • 日経平均は、33500円を基調の分岐点として、下で推移するか、上で推移するかが騰勢判断のポイントとなってきます。週後半にかけては神経質な展開となりそうですが、配当再投資や半導体関連株の物色などによって、上値を試す可能性もあります。

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用語解説【初心者向け】

  • 日経平均:日本経済新聞社が算出する、東京証券取引所第一部に上場する225社の株価の平均値です。日本株の代表的な株価指数の一つです。
  • TOPIX:東京証券取引所が算出する、東京証券取引所第一部に上場する全銘柄の株価の平均値です。日経平均と並ぶ日本株の代表的な株価指数の一つです。
  • 東証グロース250指数:東京証券取引所が算出する、東京証券取引所第一部に上場する成長性の高い250社の株価の平均値です。無配株が多いことが特徴です。
  • メジャーSQ:日経平均先物・オプションやTOPIX先物・オプションなどの指数派生商品の最終売買日のことです。SQは特別清算指数(Special Quotation)の略です。指数派生商品の決済価格は、SQに基づいて決まります。メジャーSQは、3月、6月、9月、12月の第2金曜日に行われます。
  • 配当再投資:株式の配当金を受け取った後、その金額を使って同じ銘柄や他の銘柄の株式を買い増すことです。配当再投資を繰り返すことで、複利効果によって長期的な資産形成が期待できます。
  • 半導体:電気の通りやすさが金属と絶縁体の中間程度の物質のことです。コンピューターやスマートフォンなどの電子機器に欠かせない部品です。
  • 生成AI:人工知能の一種で、画像や音声、文章などのデータを生成することができる技術のことです。エヌビディアは、生成AI向けの半導体を開発しています。

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