NYダウは361ドル安と4営業日ぶりに反落。ナスダック総合株価指数も157ポイント安と反落。
15日に発表された中国の7月の工業生産高などの経済指標が軒並み市場予想を下回ったことや、
中国の不動産大手の経営不安も浮上し、利益確定売りが出ました。
(中国への売上高比率が高い銘柄が下げを牽引)
また、格付け会社フィッチ・レーティングスが大手米銀を含む70行以上を
格下げする可能性があると米CNBCが報じたことで、
米金融株が軒並み売られたことも投資家心理を悪化させました。
注目の10年債利回りは一時4.27%まで上昇するなど、
今は長期金利の上昇が落ち着くのを待つタイミング。
米30年債の上昇が続く限り日本の10年金利も上がりやすくなるため、
これは日経先物にとって大きなマイナス要因となります。
とりあえず、目先は上げ波を下値サポートに見るタイミングです。
割り込んだ場合は次の下げ波を上抜けるまで揉み合い想定となります。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32010円。 下 31860円。
注目点
・31890円から31860円が第一下値抵抗帯。
31780円から31760円の第二下値抵抗帯。
・32000円を上抜けしてからの動きに注目です。
抜けるまではまだ一番小さい下げカウントが継続中です。