1. 日経平均の動向
- 日経平均は大幅な反落を記録しました。
- 25日移動平均線の下に位置し、下降角度を増している5日線が下抜けました。
- 直近の安値である7月12日の31791.71円を下回り、安値引けしました。
2. ローソク足の形状
- ローソク足チャートでは、上ヒゲが極端に短く、下ヒゲがない「陰の大引け坊主」と呼ばれる形状が描かれました。
- この形状は強い売り圧力を示唆し、市場のネガティブなムードが表れています。
3. 移動平均線と乖離率
- 25日移動平均線とのマイナス乖離率は2.19%です。この指標は、現在の株価が移動平均線からどれだけ離れているかを示すもので、負の値は下落トレンドを意味します。
- 東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は106.36%です。この値は、上昇銘柄と下落銘柄の比率を示すもので、中立圏に位置しており、市場の方向性ははっきりしていないことを示しています。
4. 米国株式市場の影響
- 15日の米国株式市場では、ダウ平均が361.24ドル安となり、ナスダック総合指数も-1.14%の反落となりました。
- 中国の経済指標が予想を下回り、世界経済の減速懸念が高まりました。
- 一方で、米国の7月小売売上高は予想を上回り、長期金利も上昇しました。ただし、ハイテク株にも売りが広がりました。
5. 個別銘柄の動向
- 個別銘柄では、景気敏感株が全般的に下落しました。
- 石油・石炭、卸売、鉄鋼などが下落率上位に並びましたが、建設、電気・ガス、水産・農林の一部は上昇しました。
- 銀行株は、格付け会社フィッチが一部銀行の格下げの可能性を警告したことから影響を受けた模様です。
6. 半導体関連銘柄とグロース株
- 半導体製造装置の一部(アドバンテスト、ディスコなど)が上昇しました。
- グロース株(成長株)も総じて下落しました。ハイテクや成長セクターへの売りが見られたようです。
7. その他の注目銘柄
- メルカリやベイカレントなど一部のグロース株が上昇しました。
- 住友林業は、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイが住宅メーカーの株を取得したことから、関連株に思惑が広がったようです。
- 富士製薬は共同開発医薬品の製造販売承認取得を好感されて急伸しました。
8. 日経平均の結果
- 日経平均は大引けで前日比472.07円安の31766.82円となりました。
- 売買高は13億3114万株、売買代金は3兆1411億円となりました。
9. セクターの動向
- 石油・石炭、卸売、鉄鋼が下落率上位に並びましたが、建設、電気・ガス、水産・農林の一部は上昇しました。
10. 銘柄の値上がり・値下がり銘柄比率
- 東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の77%で、値上がり銘柄は20%でした。