今日の環境認識・抜粋

**株式市場:**

– ダウ平均: 35,123.36ドル、191.13ドル安。
– ナスダック: 13,722.02、162.31ポイント安。
– シカゴ日経225先物: 32,120円、大阪日中取引比100円安。
– 本日の日経平均は軟調な展開が予想される。
– 昨日の日経平均は高値と安値が前日水準を下回り、終値は下降中の5日移動平均線を再び下回り反落。
– 株価上方では25日線も下向き、一目均衡表では基準線が下降し、下落圧力の強まりを警告。
– 直近では8月3日と4日にザラ場32000円割れ後、終値は32000円台に戻っている。
– 本日も押し目買いが期待されるが、終値32000円割れで来週の調整継続を示唆する点に留意。

**米国株式市場:**

– 9日の米国株式市場は続落。大型ハイテク株が売られ、エネルギー価格上昇が重しとなる。
– 市場の注目は10日の7月消費者物価指数(CPI)発表に集まっている。
– 株式終値: S&P500種株価指数 4467.71、ダウ工業株30種平均 35123.36、ナスダック総合指数 13722.02。
– S&P500種株価指数は下げをほぼ取り戻す場面もあったが、安値付近で引けた。ナスダック100指数は約1%安。
– 人工知能(AI)関連株も下落。原油価格上昇や欧州天然ガス先物の高騰で物価上昇圧力懸念。

**為替市場:**

– ドル・円: 143円25銭から143円75銭まで上昇し、143円68銭で引ける。
– イタリア政府の銀行課税案一部撤回でリスク回避の円買い後退。CPI発表前でドルは底堅く推移。
– ユーロ・ドル: 1.0962ドルから1.0995ドルまで上昇し、1.0972ドルで引ける。
– イタリア政府の銀行課税案撤回でユーロの買戻しが優勢。ユーロ・円も上昇。
– ポンド・ドル: 1.2751ドルから1.2712ドルまで下落。ドル・スイスは0.8783フランへ上昇後、0.8750フランまで反落。

**原油市場:**

– NY原油先物9月限: 84.40ドル、前営業日比+1.48ドル。
– WTI先物9月限は82.67ドル-84.65ドルの取引レンジ。アジア市場では82.67ドルまで売られ、米国市場前半で84.65ドルまで買われた。
– 一時83.02ドルまで下落。時間外取引では主に84ドル台で推移。

**企業の動向:**

– PENNエンターテインメント(PENN)はディズニー傘下のESPNとの独占契約発表で大幅高。
– ドラフトキング(DKNG)は競合との競争激化で売られる。
– トゥイリオ(TWLO)は第2四半期決算で調整後の1株利益が予想上回り上昇。
– エクソン・モービル(XOM)は原油高から収益改善期待で上昇。
– ロブロックス(RBLX)は第2四半期決算で1株損失が予想以上に拡大、ユーザー数減少で下落。
– リフト(LYFT)は第2四半期の売上高が低水準で売られる。
– リビアン(RIVN)は第2四半期決算は予想より広がらず、競争激化の懸念で下落。
– イエロー(YELL)は破産手続き計画報道で警戒され下落。
– ディズニー(DIS)は決算は予想上回るが、ディズニープラス契約者数が下振れ、売り先行後に切り返して上昇。

【為替】

– ドル・円: 143.25 – 143.75円で上昇し、143.68円で終了。
– ユーロ・ドル: 1.0962 – 1.0995ドルで上昇し、1.0972ドルで終了。
– ポンド・ドル: 1.2751 – 1.2712ドルで下落。

【原油】

– NYMEX原油9月限終値: 84.40ドル (+1.48)。
– 取引レンジ: 82.67 – 84.65ドル。

【株式市場】

– ダウ平均: 35,123.36ドル (-191.13)。
– ナスダック: 13,722.02 (-162.31)。

【その他】

– イタリア政府が銀行課税案の一部撤回を発表、ユーロが強含み。
– 米国の消費者物価指数(CPI)の発表に注目が集まっている。

4時間足チャート

テクニカル的には、日足設定のストキャスは下げ周期。D1Lineのサインも売り。現在、目指している可能性があるのは週足の値幅抵抗帯。
できれば、何回も書いていますが、週足の値幅抵抗帯にタッチして反発して欲しいと思っています。

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