週末の環境認識

4時間足チャート

4時間足は、D1Lineを越えてくるまでは、売りの周期が継続します。

週末は、下げの周期の中で『戻り』を形成したのち、再度、売られて下落。

週明けは、(A)のトレンドラインを抜けてくることができれば、戻り継続場面となります。

ただ、サブ画面の日足設定のストキャスは、下げの周期の中にいますので、まだ、まだ、本格的に上がって行くには、それなりの時間、あるいは、買いのパワーを必要とします。

スイス最大手の金融グループUBSが、経営難に陥っている「クレディ・スイス」を買収することで交渉が進んでいるとイギリスの経済紙が伝えました。

イギリスの経済紙フィナンシャル・タイムズは、17日、関係者の話として、UBSとクレディ・スイスが今週末、それぞれ取締役会を開き、買収について検討すると伝えています。

スイスの中央銀行「スイス国立銀行」も金融システムの安定を図るためこの交渉を後押ししていて、週明け、金融市場の取引が始まるまでに明確な方向性を示すよう求めているとしています。

クレディ・スイスは株価の急落や顧客離れを受けて、スイスの中央銀行から日本円でおよそ7兆1000億円を調達すると発表したあとも、株価の下落や資金の流出に歯止めがかからず、経営再建には抜本的な対策が必要だとみられていました。

ソシエテ・ジェネラル、ドイツ銀行など少なくとも大手4行がクレディ・スイス・グループや同行の証券に関連する取引に制限を設けたようです。

市場関係者の多くは、スイス中銀の今回の支援だけでは、銀行改革は、出来ないであろうという判断なのでしょう。

クレディ・スイスの問題が、週明けにも決着を見るようであれば、市場の動揺も大幅に改善されると思います。

市場の動揺が、ある程度織り込まれて、日足の下げの周期を抜けてくるところが、買いのタイミングとなります。

続きの時間軸は、こちらで確認をしてください。

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