環境認識:日経225先物

日経平均のテクニカル分析

  • 19日の日経平均は3営業日ぶりに反落した。
  • 節目の33000円やその上方で上向きをキープした5日移動平均線を下回る場面はなかった。
  • 一方、ローソク足はマド空けを伴う陰線で終了。
  • 先週末にマド空けを伴って上げたことから本日までに「宵の明星」を示現したことになる。
  • 一目均衡表で9月21日に変化日を迎えることもあり、短中期的な天井形成が警戒される。

解説

  • 「宵の明星」とは、ローソク足の形態の一種。1日目は陽線で始まり、2日目は陰線で終わる。2日目の陰線が1日目の陽線の下方に位置し、上ヒゲが長い場合は「宵の明星」と判断される。
  • 一目均衡表は、日本のテクニカル分析手法の一種。変化日は、一目均衡表の基準となる線が交差する日のこと。

日経平均VIの上昇

  • 日経平均ボラティリティー・インデックス(日経VI)は19日、前日比+0.93(上昇率5.82%)の16.92と上昇した。
  • 株価下落に加え、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が控えていることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がった。

解説

  • 日経VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。
  • 株価下落や金融イベントの接近は、ボラティリティーの上昇を招く可能性がある。

テクニカル分析

先の(A)の高値を越えてくることができなければ、2番天井形成か? 買い方さんは、注意していきましょう。

まとめ

日経平均は3営業日ぶりに反落し、日経VIは上昇した。株価下落や金融イベントの接近を警戒するムードが広がっている。

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