今日の東京株式市場【環境認識】

米国株式市場の動向

  • 17日の米国株式市場では、NYダウが前日より15.90ドル下がって41,606.18ドルとなり、5日ぶりに反落しました。
  • 一方、ナスダック総合指数は35.934ポイント上がって17,628.061ポイントとなり、反発しました。
  • 出来高は、NY市場で約8億1800万株、ナスダック市場で約46億5700万株でした。
  • 米国の8月小売売上高が前月比で0.1%増加し、市場予想の0.2%減よりも堅調でした。
  • その結果、NYダウは取引時間中に史上最高値を更新しましたが、18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、市場は様子見の姿勢を強めました。
  • ナスダック市場では、インテル、マイクロン・テクノロジー、ネットフリックスなどのハイテク株が買われました。

東京株式市場の見通し

  • 18日の東京株式市場は、反発した後、堅調な動きを見せる可能性があります。
  • 17日には、一時的な売りの後、下げ幅を縮小し、底堅い動きが見られたため、買い先行のスタートが予想されます。
  • 為替相場では、ドル・円が1ドル=142円台前半、ユーロ・円が1ユーロ=158円台前半と円安に振れています。
  • 円高が警戒されていたために輸出関連銘柄が下落していましたが、その反動から見直しの動きが強まると予想されます。
  • また、17日に国土交通省が2024年の基準地価を発表し、全国全用途の地価が前年比1.4%上昇し、前年の1.0%から伸びが加速しました。
  • このため、不動産や物流などの土地を持つ企業への関心が高まる可能性もあります。
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