NYダウは94ドル安と3日続落。
23年12月の米小売売上高が市場予想を上回り、早期の利下げ観測が後退。
米長期金利が上昇したことで利益確定売りが出ました。
昨年10月から5000ドル以上、上昇しているわりに売り物が出てきません。
これは依然として3月利下げを市場が先読みしていることを示しています。
なぜここまでしつこく3月利下げを市場は想定するのか?
米国の民間部門労働者の半数近くを雇用する中小企業では
、昨年12月に支給されたボーナス額は前年比で21%減少しています。
あらゆる業界で冷え込みが見て取れるため3月利下げが想定されています。
(ない場合は米国市場は利下げしろの催促相場へ)
市場金利が利下げを織り込み低下したため、
1月の住宅市場指数はほぼ1年ぶりの大幅な改善を見せました。
株式市場は経済のバロメーターです。
米長期金利が4.3%を上回れば催促相場に突入となります。
それまでは単なるテクニカル的な調整の範囲内という見方となります。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 35660円。 下 35270円。
35640円から35660円が上値抵抗帯。
(35660円を抜けてくれば再度36000円を試す展開へ)
35320円から35270円が下値抵抗帯。
(35270円を割れば34990円方向へ)
この価格帯の中央値は『35465円』。
次の4時間足のMACDのGCタイミングと、60分足のDCタイミングの動きは要注目。
ここの動きを見て次の動きを予測するタイミングのため、
本日は上記のポイント内の揉み合いが想定されます。
【寄り付きトレード】
35,660円 買い(A)
35,560円 決済(B)
▼100円