朝一コメント:フェニックス

NYダウは370ドル安と3日続落。前日発表のFOMCの結果を受け、
米長期金利が上昇し株安を誘発。(株安、債券安、ドル安とトリプル安)
週末レポートでも繰り返し説明していますが、
3年連続で負け越し確定となる債券投資家からの売りが出るのか出ないのか?
市場は今、それを恐れています。

長期金利の上昇が止まるまで米国市場は調整が続きます。
34029ドルを割れば33707ドル・33544ドルを試す展開へ。
日経先物も長期金利の上昇によって調整しています。
引け後にマイナス金利政策の出口戦略について、
植田日銀総裁から言及があると思われます。
発言後の動きに要注目です!

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32170円。 下 31840円。

注目点
・目先はいいところまで下がっています。
 32170円が下げのカウント崩れとなります。
 このポイントを抜けてくればリバウンドに入ります。
 32170円抜け後の切り返しが32700円に届かない場合、
 次の下落は31230円を割る想定が必要となります。

・31840円と31750円を下値として意識。
 日銀政策の発表後、長期金利が上昇するようであれば
 もう一段安の想定が必要となります。

・繰り返しの解説となりますが、長期金利が上昇している中での株安は
 細心の注意が必要となります。(高インフレ相場で一番怖いのは債券市場の崩壊)

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