NYダウ、S&P500は過去最高値を更新☆
SOX指数も初の6500P台☆(ドイツ、ロンドンも最高値を更新)
米雇用悪化=株価下落と決めつけるな!
ということは、繰り返し説明しています。
雇用悪化が個人消費…企業業績の悪化に結びついてこそ株は下がります。
現時点ではまだ米経済は強い。(利下げを好感するのは当然!)
昨晩発表された米ADP雇用統計8月分は5.4万人からマイナス0.3万人へ、
大きく下方修正となりました。通常であれば景気後退懸念で株は下落しますが、
市場は「不法移民の国外追放」や、「連邦政府職員の大量リストラの影響」と
見ているため大きくは反応せず、むしろ利下げ期待が勝っている状況です。
米ISMの9月製造業景況感指数は49.1と8月から小幅に改善。
好不況の境目となる50は下回る状況は続いているものの、
一段の景況感悪化への懸念を強める内容とはなっていません。
製造業PMIを見ると、ここ最近は右肩上がりの回復を続けており、
企業の設備投資の先行指数も非常に好調となっています。
※ 経済活動から引き起こされた時の雇用悪化は要警戒!(株は下がる!)
※ 今回は新規受注が伸びるなど企業業績の悪化が示されていないため株価は上昇中。
※ 9月のブラックアウト期間は通過。今月から再び自社株買いが始まります。
日経先物は機関投資家からの期初の益出という需給悪化要因で下落中。
(この時期特有の動き!秋安要因の一つ!)
一番株が下落するタイミングが今だというメンタルで動きをみていきましょう。
ここで大きくチャートを崩さないなら、かなり相場は強いと判断するタイミングです。
10月4日の自民党総裁選。そして、月半ばに誕生する新政権と共に次の相場が始まります。
日経先物は下げ波、上値抵抗線に注目です。
上抜けば需給改善☆抜けるまでは調整は続きます。
日足の13MAを割ったあとの初戻りとなります。
下げ波を抜けてからが本勝負となるため、
もうしばらく短期トレード主体の動きが続きます。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 44940円。 下 44740円。
日足の青ラインの下げ波を抜けるまで調整が続きます。
4時間足の200MAを割れば黄4としてみていきます。
本日の日足の青ラインタッチ価格は45070円です。
明日は44930円です。
44940円から44990円が上値抵抗帯。(4時間足の解説参照)
44740円から44700円が下値抵抗帯。
方向性が出てくるのは日足の下げ波抜けからです。
今は下がっても上がり、上がっても下がるタイミングです。
方向感のない位置でトレードを繰り返すと、
おいしい波動を取り損ないます。
どこを抜けば雰囲気が変わるのか?
しっかりと先回りでチェックしておきましょう!
