朝一コメント:フェニックス

NYダウは249ドル安と続落。
下落要因は米財政不安を背景とした米長期金利の上昇。
・10年金利が4.3%であれば問題なし!
・4.4%を上回るなら深押し想定へ。
欧州でもフランスや英国の財政不安などを背景に債券利回りが上昇。
全世界同時債券安となり、世界全体の長期金利が上昇しています。

NYダウは一時600ドルの下落に迫りましたが、その後は下げ渋り。
買い戻し理由は8月の米ISM製造業景況感指数の中身。
個別項目で「新規受注」の上昇が示されています!(米経済は強い。)
今の米国市場はブラックアウト期間の通過待ち。
そして利下げ待ち。(利下げすれば長期金利の上昇は止まる!)

今年の9月相場は金利の上昇を織り込む調整月となりそうです。
横目で必ず長期金利のチャートはチェックしておきましょう!
金利上昇局面は金融株に注目です。
金融株が大きく売れた場合は深掘り想定が必要となります。
・金融株が崩れていない場合は単なる調整。
・金利の上昇が止まったことが確認されたところから
 株の再上昇がスタートします(10月から自社株買い再開。)

日経先物は日足の下げ波(下げのタイム)に沿って調整中。
下げ波を通過すれば需給改善となります。

25MAを割らなければ反発の勢いは強まるが… 。
総裁選が前倒しとなるかは来週の8日に分かります。
来週の8日からMSQに向けた動きが始まると思われます。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 42310円。下 41790円。

4時間足の200MAファーストタッチタイミング。
5月26日以降は4時間足の200MA後に上値を切り上げる波動に入っています。
同一波動は癖が似るため41790円は要注目です。
割れば4時間足の青ラインの下げ波を抜くまで調整が続きます。

42310円を抜けば42460円から42490円の上値抵抗帯を試します。

42490円は重要ポイント!
ここを抜けば調整終了となり雰囲気が変わってきます。
抜けてくるまでは日足の下げ波と4時間足の下げ波に
上値を抑えられる展開が続きます。

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