NYダウは203ドル高。ナスダックは222P安。
今回の米国市場は経済指標の悪化から指数が崩れていくというよりは、
企業業績の悪化から株価が崩れていき、
後追いで経済指標が悪化するパターンです。
(株が崩れ、消費が低下していく!)
個別株の動向から調整入りの兆候を見抜いていきましょう!
本日の日銀政策の決定は来年以降の相場を読む上でも非常に重要です!
2006年春のゼロ金利解除はタイミングが早かった。
(日銀は株価が上がったことで油断した)
結果、デフレ脱却とはならず一時的な上昇相場で終わり、デフレが継続した。
今回もまた同じ失敗をするのか?(現段階では100%利上げは早いが・・・)
小糸製作所の決算内容を見ての通り、
せめてトヨタの生産ラインが回復してから利上げは行うべき!
円安を止めるために利上げをするなど愚の骨頂!
それならばNISAを改定するなど、
まずはそこにメスを入れるのが妥当であり、正解だと個人的には思うが・・・。
日銀の政策発表は11時半から13時半に発表されます。
発表が遅れれば思惑的に下落してきますので、
場中に買いを狙う場合はその辺りも考慮していきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38320円。下 37860円。
上げのカウントを消化していたため、
ナイトの下げは赤4位置を変える下げとなり、
チャートの形は特に悪くはありません。
38320円を抜けてくれば38720円奪回方向!
赤2の『37600円』を割れば上げのN字崩れとなり、
下げ足を速めていくことになります。37330円割れを想定。
日銀の政策発表があるまでは『37860円』が下値ラインとして意識されます。
多くの投資家が『逆指値の注文』を入れているでしょうから、
値動きを見ながら冷静に判断し、トレードしていくのは無理だと思われます。
どこからどこの値幅を狙うのかしっかりと事前に決めておきましょう!
【寄り付きトレード】
38,320円 買い(A)
38,900円 決済(B)
+580円