NYダウは115ドル安と反落。
5月の米ISM製造業景況感指数は48.7と前月から0.5ポイント悪化。
前月よりさらに悪化してきたことから、いよいよ『景気後退入り』が
市場で意識されてくることになります。
今晩のJOLTS、週末の米雇用統計でさらに金利低下、
そしてドル安が進んでいくのかに注目となります。
昨晩のダウ指数のように今はまだ早期利下げ期待があるため、
悪いニュースは金利の低下と共に反発買いが入ります。
ですが、景気後退を市場が読み始めた場合は
『利下げ催促相場』に突入していくため、
悪いニュースはそのまま悪いニュースとして受け止められ、
指数は下落していくことになります。
市場が景気後退を読み始めたのかは切り返し方を見て
判断していくようにしましょう!
6月利下げがなければおそらく米国市場は催促相場に突入していくと思われます。
※
ファンダを複合させながらチャートを読む癖を付ければ
ハズレを引くことはありません。
大局に沿ったトレードを心掛けていきましょう!
日経先物は引き続き方向感のない上下が日足ベースで続いています。
昨日は上値抵抗線でキレイに跳ね返される展開とはなりましたが、
この2日間の切り返しが強かったことで上げ波が発生しています。
(もう一段上がるとみた投資家が増えてしまった)
目先は4時間足の緑ラインと赤ラインに注目していきましょう!
そして国内金利の動向に要注目です。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38900円。下 38580円。
38580円から38550円が下値抵抗帯。
寄付き直後は38740円に注目。
ここを抜けてくれば60分足のリズム画像と一目均衡表の雲の動きから、
国内金利に波乱がない限りは38900円を試すものと思われます。
60分足のMACDが0ライン位置からGCとなってくるのか?
それともGC否定となり、4時間足のMACDをDCさせてくるのか?
今はこの見極め位置です。(一番方向性が読みにくいタイミング!)
その判断材料の一つが本日の国内金利の動向です。
上昇しないようであれば大きく売られる理由もなくなるだけに、
個別株の動向で動きを判断していくことになります。
本格的な動きを決定付けてくるのは6月13日以降です。
今は上と下、両方の想定をする位置となるため、
基本的に短期トレードがベストとなります。
(市場に合わせたトレードを心掛けていきましょう!)
とりあえず、日経先物に関しては明確化しているのが上値抵抗線。
昨日の動きを見ても上値抵抗線を意識しているのは明白です。
引き続き上値抵抗線を参考にしたトレード計画を立てていきましょう。