2024年3月14日
米国株式市場は、ダウ平均株価が上昇、ナスダック総合指数は下落でまちまち
【考察】
本日の米国株式市場は、ダウ平均株価が46.97ドル高の38,769.66ドルで取引を終え、上昇しました。一方、ナスダック総合指数は65.84ポイント安の16,019.27ドルで取引を終え、下落しました。
ダウ平均株価の上昇は、ソフトランディング期待を受けた買いによって支えられたと考えられます。一方、ナスダック総合指数の下げは、金利上昇や半導体セクターの利益確定売りによるものとみられます。
【その他の考慮点】
今後、米国経済指標や金利動向に注意が必要です。
セクター別では、不動産管理・開発、素材が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落しました。
【全体的な見通し】
米国株式市場は、短期的な変動はあるものの、長期的に見れば上昇していく可能性は高いと考えられます。
【用語解説：初心者向け】
ダウ平均株価: 米国ニューヨーク証券取引所に上場されている30銘柄の株価指数
ナスダック総合指数: 米国ナスダック市場に上場されている全ての普通株を対象とした株価指数
ソフトランディング: 景気後退を避けながら、経済成長を減速させること
金利: お金を借りる際に支払う利息
利益確定売り: 利益が出ている株を売却すること
2024年3月12日
日経平均株価、続落後も弱含みの見込み
【考察】
前日の米国株式市場でナスダック指数が下落したため、指数寄与度の高いハイテク株が日経平均を押し下げる可能性が高い。
ただし、昨日の大幅安を受けた自律反発期待の買いも入りやすく、日経平均は売り一巡後は下げ止まりそうだ。
【その他の考慮点】
12日の東京株式は、続落後も弱含みか。
11日の日経平均株価は大幅に反落し、今年最大の下げ幅となった。
弱い地合いが継続するとみられ、落ち着きどころを探る展開となりそう。
25日移動平均線（11日時点で3万8408円）が意識される場面も想定される。
【全体的な見通し】
日経平均株価は、米国市場の動向やハイテク株の動きに左右されやすい状況が続くと予想される。
投資家は、個々の銘柄の業績や需給関係を慎重に分析し、投資判断を行うことが重要となる。
【用語解説：初心者向け】
日経平均株価:東京証券取引所に上場されている225銘柄の終値に基づいて算出される株価指数。
ナスダック総合指数:米国ナスダック市場に上場されている全ての普通株を対象とした株価指数。ハイテク株が多いことで知られる。
自律反発:株価が大きく下落した後、自然に反発して上昇すること。
25日移動平均線:過去25日間の株価の平均値を線で結んだもの。株価のトレンドを判断する指標としてよく用いられる。
