2024年3月13日
今日の東京株式市場:軟調な値動きが予想される
【考察】
- 米雇用統計発表後、米株高は息切れし主要3指数は下落。
- 為替はドル安/円高となり、嫌気する動きが先行。
- 心理的節目の3万9000円を下回る場面も想定。
- 高値警戒感によるエヌビディア株や半導体株の下落と円高が日経平均を押し下げる可能性。
- 米長期金利は小幅低下、米雇用者数は市場予想を上振れ。
- 日銀の金融政策正常化への警戒感もくすぶる。
【その他の考慮点】
- きょうは国内で10-12月GDP改定値の発表。
- 米国では、昨年の米銀シリコンバレーバンク破綻直後に導入された緊急融資制度が停止。
【全体的な見通し】
日経平均株価は、軟調な値動きが予想されます。
【用語解説:初心者向け】
- 心理的節目: 投資家心理に影響を与える株価水準。
- 利益確定売り: 利益を確定するために株を売ること。
- ソフトランディング: 景気後退を避け、緩やかに減速すること。
- 量的金融政策: 国債などを大量に購入して金融緩和を行う政策。
- 非農業部門雇用者数: 農業部門を除いた雇用者数。
- 失業率: 働く意思と能力があるのに仕事を探している人の割合。
- 賃金伸び率: 前年同月比の賃金上昇率。