3月10日 日経平均株価：高値圏での膠着状態続くも、出遅れ銘柄への物色期待！
【考察】
- 先週は4万円の大台突破も、その後はFRB議長証言や円高の影響で乱高下。
- 3月8日はメジャーSQを無事通過し、米国ハイテク株高も追い風。
- 今週は高値圏での膠着状態が続く見込み。
- 米国金利動向や3月期末配当、出遅れ銘柄に注目。
【その他の考慮点】
- 円高基調：ハイテク株や輸出関連株は利益確定売りが出やすい。
- 3月期末：配当志向のバリュー株が物色されやすい。
- 買い安心感：高値圏推移が続けば、出遅れ銘柄への物色も期待できる。
【全体的な見通し】
- 今週は3万9000円台後半から4万円台前半での膠着状態が予想される。
- 米国金利動向、特に2月のCPI、PPI、小売売上高発表後の動きに注意が必要。
- 円高、配当、出遅れ銘柄といったテーマも意識しながら、個別株の選定を慎重に行うことが重要。
【用語解説：初心者向け】
- メジャーSQ：3月、6月、9月、12月の第2金曜日に行われる、先物・オプション取引の特別清算指数算出日。
- 限月交代：先物・オプション取引の期日が到来し、新しい期日（限月）の取引に切り替わること。
- ヘッジ：価格変動リスクを軽減するための取引。
- 押し目買い：株価が下がったタイミングで買いを入れること。
- 金利差：異なる通貨間の金利の差。
- 利益確定売り：利益を確定するために株を売ること。
- 配当志向：配当金が多い銘柄を好む投資家のこと。
- バリュー株：割安な株価で取引されている銘柄のこと。
- 買い安心感：投資家心理が安定し、安心して買い注文を出せる状態のこと。
- 消費者物価指数（CPI）：家計が購入する代表的な商品やサービスの価格動向を調査し、指数化した統計。
- 卸売物価指数（PPI）：卸売業者から販売される商品の価格動向を調査し、指数化した統計。
- 小売売上高：小売業者が販売した商品の売上金額の合計。
※これはあくまで参考情報であり、投資判断の推奨ではありません。 投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。
