米FRB、金利据え置き

米FRB、4会合連続の金利据え置き

考察

米連邦準備理事会(FRB)は、1月30~31日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25~5.50%で据え置きました。これは、4会合連続の据え置きとなります。

FRBは声明で、インフレ懸念に関する文言を和らげたほか、金利引き上げの可能性を巡る言及を削除しました。これは、向こう数カ月の利下げの可能性に向け、大きな一歩を踏み出したことを意味します。

ただし、FRBは声明で「インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信がさらに強まるまで、目標誘導レンジの引き下げが適切になるとは予想していない」と表明しました。利下げが間近に迫っていることは示唆しませんでした。

物価情勢については「インフレ率はこの1年で緩和したが、依然として高止まりしている」とし、「インフレのリスクを引き続き大いに注視している」と改めて表明しました。

パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で、インフレとの闘いは終わっていないと指摘。「われわれは勝利宣言をしない。まだ道のりは残っている」と語りました。

その他の考慮点

FRBの利下げ判断は、今後の景気や物価動向に大きく左右されると考えられます。

景気については、FRBは声明で「経済活動は緩やかに拡大している」と評価しました。ただし、ウクライナ情勢や中国の新型コロナウイルス感染拡大などのリスクが依然として存在すると指摘しました。

物価動向については、FRBは声明で「インフレ率はこの1年で緩和したが、依然として高止まりしている」と評価しました。今後の物価動向については、原油価格や食料価格などの動きに注意が必要です。

全体的な見通し

FRBの利下げ判断を受け、株式市場は一部で買い戻しがみられました。ただし、利下げはインフレ抑制の手段であり、景気回復につながるとは限りません。今後の景気動向や物価動向を見極めながら、投資の判断を慎重に行う必要があります。

用語解説:初心者向け

FRB:米連邦準備理事会。米国の中央銀行。
FOMC:米連邦公開市場委員会。FRBの政策決定機関。
FF金利:FRBが設定する短期金利。
インフレ:物価の上昇率。
利下げ:FRBがFF金利を下げること。

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