朝一コメント:フェニックス

NYダウは76ドル安と続落。FOMCは市場予想通りに政策金利の据え置きを決定。
注目されたドットチャートでは2023年末が5.6%と年内にあと1回0.25%の追加利上げを示唆する内容でした。
24年末の政策金利見通しは『5.1%』と前回の4.6%から切り上がる内容となっており、
タカ派見通しとなっております。

パウエルFRB議長はFOMC後の会見で、足元の米景気の底堅さなどに言及。
追加利上げの可能性を否定しませんでした。
また政策金利についても『十分に引き締め的な領域にある』との明言を避けたことから、
パウエル議長も最近の『インフレ第二波』の兆候を気にしていることが読み解くことができます。

NYダウが下値抵抗線を割れた場合、下値をサポートするラインがなくなるため
悪材料に対して敏感に下げやすくなります。
高インフレ相場は安い位置では買いが入りますが、
長期金利が上昇している局面では売りが出ます。
8月31日に上げカウントを崩せていない以上、米金利は引き続き要警戒です!

日経先物も米長期金利が上昇しているため警戒感が出ています。
為替が円安に振っているうちは大丈夫ですが、政府が為替介入をしてくるという思惑もあるため、
なかなか上値を追いにくいのも事実です。

先週から月足・週足画像でお伝えしているように今は迷い位置です。
長期軸が3の高値を付けているのか?!それとも、まだ3の高値をつけていないのか?!
来年のことを考えれば33950円が3の高値となっている方が息長く上昇相場が続きます。
これについては、見ながら思考していくしかありませんので、
状況が把握できるごとに解説を入れていきます!

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32920円。下 32600円。

注目点
・今が白カウントの4であるならば60分足のMACDから
 思考すればそろそろ切り返すタイミングです。
 『33660円から33600円』を下値として注目です。
 仮に割ってきた場合は『32480円』まで想定することになります。
 32480円まで下がる場合は、すでに黄5のカウントを付けている可能性があります。
 (次の切り返し方で再度カウントの思考をします)

・32840円を抜けてくれば32920円方向。
 32920円を抜けてくれば33070円の下げのカウント崩れへ向かっていくと思われます。

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