2023年8月29日、日経平均は前日比56.98円高の32226.97円と小幅続伸した。
要因
- 米株高を受けて買いが先行
- 中国政府による資本市場の活性化策が好感された
- パウエルFRB議長の講演が好感された
展開
- 序盤は買いが先行し、32389.12円まで上げ幅を広げた
- 前日の大幅反発で買い戻しは一巡
- 為替の円安基調は続いていたもののその後に失速
- 中国・香港株の上昇を背景に午後は持ち直す場面もあった
- 週末の米雇用統計を控えるなか積極的な売買は手控えられた
セクター別・個別
- セクター別では電気・ガス、不動産、小売が上昇率上位に並んだ
- 電気・ガスセクターでは東京電力HD、北海道電力、四国電力、イーレックスなどが上昇
- 小売セクターではパンパシHD、マツキヨココカラ、三越伊勢丹HDなどが上昇
- 個別ではダイドーGが好決算を材料に大幅高
- 一方、ハイテク、商社、輸送用機器セクターなどが冴えなかった
解説
- 米株高を受けて、日経平均も買いが先行した。
- 中国政府による資本市場の活性化策も好感され、買いが入った。
- パウエルFRB議長の講演も好感され、長期金利が低下したことで投資家心理が改善した。
- 前日の大幅反発で買い戻しは一巡し、為替の円安基調も後退した。
- 週末の米雇用統計を控えるなか、積極的な売買は手控えられ、日経平均は小幅続伸にとどまった。
注意点
- 日経平均は小幅続伸となったが、買い戻し一巡で上値の重い展開となった。
- 週末の米雇用統計の結果次第では、株価の方向性が大きく変わる可能性がある。
テクニカル分析
現在、１時間足設定のストキャスの下げ周期にいます。この下げ周期を消化すれば再浮上してきそうです。あとは、今夜のイベントの内容次第です。
