NYダウは101ドル高と3日続伸。
3月の米雇用統計を受け、米景気悪化懸念が後退し、景気敏感株を中心に上昇となりました。
一方のハイテク株は米長期金利の上昇を嫌気し売り優勢の展開となっています。
12日発表の3月米CPIと今週末発表予定の米大手銀の決算発表は
FRBの金融政策を探るうえでかなり重要となります。
経済サイクルから考えれば、普通なら中間反騰が終わりすでに下値を試す逆業績相場入りとなる局面です。
ですが、今回は一概にそうなるとは言い切れません。
繰り返しの説明となりますが、先月の金融不安によって長期金利は大幅に低下。
経済指標も低下傾向となるためインフレ率の低下を示していきます。
これを株式市場がどう読み、どう反応を示していくのか、重要な局面です。
テクニカル面ではNYダウはすでに買い転換。S&P500とNASDAQはあと少しで買い転換の位置にいます。
(シグナル転換値に跳ね返される位置でもある)
重要ラインを参考にしながら、二手先を読んだトレード計画を立てていきましょう!
日経先物は円安を好感し、重要な上値抵抗帯を突破。
あとは終値ベースでお伝えしているポイントを上抜けてくるかに注目となります。
今回は為替を見ておけば先読みがしやすいタイミングです。
日経先物と為替(ドル円)は上げ波の周期にきれいに乗っている状態。
ここでの強さが二手先の相場展開を示しているということをしっかりと理解しながら、
リズムラインを見ていきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 27980円。 下 27770円。
注目点
・円安に振れば日経先物は上がりやすい。(日経先物の上値を大きくする)
為替が明確に上昇波動(円安波動)に入ってくるのかに注目!
・27890円を上抜けば27980円方向。
・27770円を割るまでは上値追いが継続中。