今日の東京株式市場と関連する情報を解説します。
日経平均株価の予想展開:
- 今日の東京株式市場では、日経平均株価はプラス圏でのもみあいが予想されています。
- 米国株式市場の上昇が週明けの流れとして影響を与え、ハイテク株を中心に買い戻しの動きが期待されています。
要因解説:
- ただし、決算発表シーズンが終わりに近づいており、多くの市場参加者が夏季休暇に入るため、商いは活発化しにくい状況です。
- 為替のドル/円の動向も注目されており、積極的な売買は慎重な姿勢が取られる可能性があります。
米国株式市場の動き:
- ダウ平均は26.23ドル高の35,307.63ドルで取引を終了しました。
- ナスダックは143.48ポイント高の13,788.33で取引を終了しました。
市場の要因と影響:
- 根強い利上げ終了期待が買い優勢の要因となりました。
- 中国住宅市場の混乱が世界経済の成長リスクとして投資家の心理を悪化させた可能性や、長期金利の上昇が重しとなりました。
- 主要小売り企業の決算発表が控える中、下値の動きは限られる状況でした。
ハイテク株と経済指標の影響:
- ハイテク株は一部エコノミストによる来年の利下げ予想や、ニューヨーク連銀の7月消費者調査でのインフレ期待の低下により、買い戻しが強まり、終日堅調な動きを見せました。
- ダウ平均も終盤にかけてプラス圏を回復しました。
セクター別の動向:
- 半導体・同製造装置セクターが上昇しましたが、銀行や自動車・自動車部品セクターは下落しました。
企業の動き:
- ユナイテッド・ステイツ・スチール(X)はクリーブランド・クリフス(CLF)からの買収案を拒否し、戦略的選択肢の検討を開始したことを明らかにし、株価が上昇しました。
- ペイパル(PYPL)は新CEOの起用を発表し、好感されました。
- テスラ(TSLA)は中国の自動車価格の値下げを発表し、収益減が警戒されて株価が下落しました。
- ニコラ(NKLA)はバッテリー火災を受けてリコールや販売の一時停止を発表し、株価が大幅に下落しました。
VIX指数の動向:
- 投資家の恐怖心理を示すVIX指数は14.77まで低下しました。
為替市場の動き:
- ニューヨーク外為市場では、ドル・円は一時145円58銭まで上昇し、その後145円53銭で引けました。
- 米国の長期金利上昇に伴い、ドル買いが強まりました。
原油市場の動向:
- NY原油先物9月限は82.51ドルで取引を終了し、ドル高を意識した売りが増えた影響で反落した。取引レンジは81.76ドルから83.20ドルまでだった。
主要米国企業の終値:
以下は主要米国企業の終値と前日比の情報です。
バンクオブアメリカ(BAC): 終値 30.93ドル、前日比 -0.36ドル(-1.15%)
モルガン・スタンレー(MS): 終値 87.33ドル、前日比 -0.37ドル(-0.42%)
ゴールドマン・サックス(GS): 終値 337.74ドル、前日比 -2.99ドル(-0.88%)
インテル(INTC): 終値 35.68ドル、前日比 +0.79ドル(+2.26%)
アップル(AAPL): 終値 179.46ドル、前日比 +1.67ドル(+0.94%)
アルファベット(GOOG): 終値 131.83ドル、前日比 +1.66ドル(+1.28%)
メタ(META): 終値 306.19ドル、前日比 +4.55ドル(+1.51%)
キャタピラー(CAT): 終値 284.54ドル、前日比 -0.68ドル(-0.24%)
アルコア(AA): 終値 31.73ドル、前日比 -0.23ドル(-0.72%)
ウォルマート(WMT): 終値 160.00ドル、前日比 -1.20ドル(-0.74%)
**今夜のイベント:
- 21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
- 21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
- 21時30分:米)輸入物価指数
- 24時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言(投票権あり)
以上が、きょうの東京株式市場と米国株式市場の動向、主要企業の終値、為替市場の動き、および今夜のイベントに関する解説です。
テクニカルとして、15分足チャートでは、現在、1時間足のストキャスの下げ周期が終了して買いに転換してきそうな場面です。
セオリーパターンとしては、次にやってくる15分足の上げ波を狙います。買いのセオリーパターン形成ですね。
それでは、本日も頑張って行きましょう。(^_-)-☆