市況解説

日経平均の動向と要因:

  • 日経平均株価は続伸している。
  • 先週末の米国株式市場では、NYダウが3日続落した。
  • 7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を下回った。
  • 金利先高観が後退し、買い戻しが先行した。
  • 一方で、賃金の上昇が予想を上回り、FRBの追加利上げ観測が払しょくできなかった。
  • 米アップルの低調な決算による失望も影響し、取引終了に向けて下げた。

日経平均の動き:

  • 今日の日経平均は271.47円安からスタートした。
  • 朝の売り一巡後、国内企業の4-6月期の好決算期待が相場の下支え要因となった。
  • 午前の時間帯には円相場が円高・ドル安水準となり、輸出株などの株価を下支えした。
  • 日経平均は朝安の後、下げ渋り、後場は概ねプラス圏で下値が堅い展開となった。

日経平均の結果と取引情報:

  • 大引けの日経平均は前日比61.81円高の32254.56円となった。
  • 東証プライムの売買高は14億5509万株、売買代金は3兆4327億円だった。

セクターの動向:

  • 上昇したセクターには、水産・農林業、医薬品、繊維製品が含まれる。
  • 一方で、電気・ガス業、建設業、その他金融業などが下落した。

個別銘柄の動向と材料:

  • 上昇した銘柄には、日本製鉄、ZHD、ミネベアミツミ、ソフトバンク、花王、INPEX、東京海上HD、クボタ、三菱重などが含まれる。
  • 営業利益が増加したニップン、ファンケル、住友ベーク、ユニチャーム、丸大食、グローリー、合同鉄、アステラス薬などの材料が影響を与えた。
  • 下落した銘柄には、スクエニHD、大阪チタ、芝浦、丸紅、F&LC、ディスコ、アドバンテスト、オリックス、川崎船、三菱商、三井住友、スズキなどが含まれる。
  • スクエニHD、MIXI、大林組、東洋紡、A&Dホロン、山一電、リンナイなどの営業利益減少や業績予想の修正が影響を与えた。
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