朝一コメント:フェニックス

NYダウは前日比56ドル安と続落。4月の米CPI発表を控え、投資家の様子見姿勢が続いています。
市場予想では前月比からの伸びが3月の0.1%から0.4%に加速。
またコア指数においても前月比0.4%、前年同月比5.5%と上昇する見通しとなっています。
発表後に市場がどう受け止めるのかに注目となります。

日経先物は底堅い展開が続いています。
岸田政権が掲げる資産倍増プラン(成長戦略)に東証が賛同し『PBR1倍割れ撲滅運動』をスタート。
海外マネーの呼び込みに見事成功しています。


東証が9日発表した投資部門別売買動向によれば海外勢は4月に現物株を2兆1510億円買い越し。
月間で5年半ぶりの大きさ!

テクニカルから見れば日米市場ともに言語化が出来る上値抵抗帯でピタリと止まっています。
上値抵抗帯を上抜けし、次なる相場展開に入っていくのか?それとも跳ね返される形で調整に入るのか?
止まる価格、下がるタイミングを先読みしながら目の前の波動の強さを正確に読み解いていきましょう☆

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 29370円。下 29110円。

注目点
・29280円はリズムラインはチャネルラインとフィボナッチが重なるポイント。
 ここを上抜けした場合は『29350円から29370円』の上値抵抗帯を試す展開へ!
 60分足のMACDがダイバージェンスとなっていることからも
 上値切り上げ時の買いは厳禁。買いを狙う場合は抜く前の調整場面を狙うように心掛けましょう。
 (上値抵抗帯で売りを狙う場合、まだ上げカウントを崩していない状態での売り狙いとなるため割り切り必須)

・29110円を割れてくれば28560円からの上げカウント崩れとなるため、
 買い方にとっては背にするポイントとなります。

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