4時間足チャート
ダウ平均は80.34ドル高の33,482.72ドル、ナスダックは129.46ポイント安の11,996.86で取引を終了しました。
ADP雇用統計やISM非製造業景況指数が冴えず、追加利上げへの警戒感が後退。
米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数は引き続き活動拡大を示したものの、前月からは低下し、予想も大きく下回りました。
新規受注の減速が目立った模様。
3月の米ADP民間雇用者数は14万5000人増と、市場予想を下回る伸びにとどまる。
ただ、FRBはあと1回の利上げが必要との見解を依然維持していますので、ドル円は、下げ渋る可能性があります。
心理的には、強弱感の対立したような動きになりそうです。
テクニカル的には、市場が今目指しているのは「D1Line」です。
一気にここまで到達するというよりも、一旦、戻りを入れてからの下落をイメージしています。
各種の発表されている低調な米指標を受けて、景気後退(リセッション)懸念が強まっていることは確かなので、大きな流れは売りが優位とみています。
ドル円、金利、両方を見ながら、トレード計画を立てて行きましょう。