この記事の投稿日時:2026年7月2日 08:26
昨夜の米国市場は、指数だけを見ると弱い動きでしたが、
中身はむしろポジティブです。S&P500は反落したものの、
構成銘柄の多くは上昇。表面的な下げとは裏腹に、地合いの強さが確認できます。
背景には、堅調なマクロ環境があります。
ISM製造業指数は6カ月連続で拡大し、ADP雇用統計も底堅い内容。
さらに原油安によって企業コストは低下し、
ウォーシュFRB議長も「インフレリスクは後退」と発言しています。
つまり、「景気は強いがインフレは落ち着く」という、
株式市場にとって理想的な組み合わせです。ではなぜ指数が下げたのか?
これは相場の悪化ではなく、「主役の交代」によるものです。
これまで名目成長を先取りして上昇してきたAI・半導体株に利益確定売りが入り、
その資金が景気敏感株へとシフトしています。実際、半導体株が売られる一方で、
景気敏感株はしっかりと買われており、資金循環が起きている状態です。
したがって、現状は下落トレンド入りではなく、
銘柄の入れ替えによる踊り場と捉えるのが妥当でしょう。
指数の動きだけに惑わされず、
「どこに資金が流れているのか」を丁寧に追っていく局面です。
日経先物はリズムラインから見ても、現在は三角保合いの局面にあります。
この局面では上値を追いかけるのではなく、
二手先の「上」を前提に、どの押し目を拾うかに集中したいところです。
日足の青ラインを明確に上抜けてくれば、次の上昇波動入りを示唆する展開となるでしょう。
※
ここ2週間、週末レポートでお伝えしている通り、
米国の半導体企業よりも日本の半導体企業のほうが優位性が高い。
ここをしっかりと念頭に置きながら動きを見ていくようにしましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 70300円。下 69440円。
69490円~69440円が第一下値抵抗帯。
68640円~68580円が第二下値抵抗帯。
本日はキオクシアが日足25MAを割り込む日となります。
市場への影響度を見極める1日となります。
ここで大きく売り込まなければ足元の指数は「強い」とみていきましょう。


