パウエル議長の講演を控え、世界市場全体が様子見ムード。
今晩、利下げを行うニュアンスが示されれば
素直に好感するでしょうが、問題はその次!
今回の利下げは経済悪化を事前に防ぐ予防的な利下げ。
ただ、その経済悪化を招く主因は高インフレだと考えられる状況。
ということは、二手先の思考だと…この先、
インフレを示す指標が発表されれば
『この利下げは本当に大丈夫か?』と疑われる可能性が高まる。
インフレ指標の注目度が高まれば、利下げの中、金利が上昇する確率が
高まることになり、これは新規の悪材料となります。
毎年恒例の9月の米株安相場は米金利上昇による株安か?
となれば、円安となるため日本株は比較的、
堅調に推移するという予想に繋がります。
日本市場は1988年と同様に信用売り残が巨額に膨らむ中、調整中です。
8月4日の時と同様にスピード調整で終わるのかに注目となります!
ソフトバンクグループの動きは、よく見ておきたいところです。
(ジャクソン前に空売り族が手じまい決済を出せば切り返す!)
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 42810円。下 42560円。
パウエル議長の発言を控えているため、
ここでの上下はすべて思惑のみの動きとなります。
この先の方向性を示している動きではないため、
決めつけたトレードは避けましょう。
(パウエル議長の講演は22時から24時予定)
42930円を抜けば下げのカウント崩れとなりますが、
ここでの高値抜けを狙う行為は避けましょう。
43030円を抜けてくれば高値奪回へ向かった動きに入りますので、
追撃で狙うならこのポイントを参考にしましょう。
