NYダウは50ドル高と反発。
2024年の下半期最初の取引となり、新規の投資資金が流入。
自社株買いや増配など株主還元を新たに発表した金融株を中心に
アップルやマイクロソフトなど大型ハイテク株が上昇しました。
※
相場の中身は値下がり銘柄数のほうが多い。
6月の米ISM製造業景況感指数は3ヶ月連続で悪化。
『景気後退』を示唆する内容となっています。
にもかかわらず、ナスダックは6月18日以来の最高値更新。
テスラの6%高や、債券市場の動きをみると、
米国市場はトランプ大統領誕生を先回りで
織り込む動きをしていると読むのが妥当です。
・テスラ=イーロン。バイデンに嫌われているイーロンは、
トランプ政権下のほうが力を発揮しやすい。
そのためテスラはトランプ銘柄という見方となります。
(エネルギー関連株や防衛株もトランプ銘柄)
・経済悪化にもかかわらず金利が上昇。
日本が為替介入資金を作るために米国債を売っているのかは分かりませんが、
現時点ではトランプ政策=財政投入=インフレ再燃を織り込む流れからの
金利上昇と読むのが妥当。
日経先物は39920円を『終値』で抜かない限りはレンジ相場が続きます。
抜けてくれば次の相場展開を想定していきましょう!
ナイトはナイトコメントでお伝えしていた上値抵抗帯(39800円)から失速。
本日の終値で日足の5日線(39560円)を割るのかに要注目です。
割れば上げ止まりのニュアンスが強まります。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 39580円。下 39370円。
39560円から39580円が上値抵抗帯。
この価格帯にタッチしてから下落していけば、
下げやすくなります。(売り方にとっては理想的な展開!)
4時間足の画像解説を見ての通り、
本日は切り返すリズムです。
切り返さない場合はリズム転調を示唆となり、
ここからも上げ止まりの言語化となります。
39370円を割ればレンジ相場継続となります。
買いを狙う場合はこのポイントまで最低限、引きつけたいところだが・・・。
【寄り付きトレード】
39,580円 買い(A)
40,110円 決済(B)
+530円