2023年12月29日
大納会展望
米国株は、来年の早期利下げ期待やソフトランディング期待を背景に、堅調な展開となりました。しかし、過去最高水準での利食い売りや、長期金利の上昇によるハイテク株の下落により、まちまちで終了しました。
東京株式は、大納会を迎え、堅調な展開が予想されます。日経平均株価は、5日ぶりに反落しましたが、朝安後に下げ渋る動きを見せるなど、底堅い動きでした。引き続き、手がかり材料に乏しいため、値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそうです。
用語解説【初心者向け】
- 利下げ:中央銀行が政策金利を下げることです。金利が下がると、企業や個人の借入コストが下がるため、景気刺激につながります。
- ソフトランディング:景気を後退させずにインフレを抑制することです。
- 利食い売り:株価が上昇した後に、利益を確定するために売ることです。
- 長期金利:10年以上の国債の利回りです。長期金利が上昇すると、将来の金利上昇を織り込んで、株価が下落する可能性があります。
場中解説
大納会当日の株式市場の動きや、注目材料については、以下のYouTubeチャンネルで配信しています。
日経225先物トレード俱楽部
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