2024年3月6日 米国株式市場の見通し
【考察】
- パウエルFRB議長の議会証言(6日下院、7日上院):
- 民主党:景気支えのための利下げ要求
- 共和党:銀行資本要件強化案撤回要求
- 議長の対応に注目
- 米2月ADP雇用統計、米1月雇用動態調査(JOLTS):
- 2週間後のFOMCにおける金融政策変更の判断材料
- ベージュブック(米地区連銀経済報告):
- 内容次第で、議長証言と合わせて金融政策見通し変化も
【その他の考慮点】
- 3月8日:国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しの発表
- 3月10日:欧州中央銀行(ECB)理事会
【全体的な見通し】
- パウエル議長証言の内容と雇用指標、ベージュブックの内容が市場心理に影響
- 金融政策見通し変化の可能性も
- 投資家は慎重な見極めが必要
【用語解説:初心者向け】
- FRB:米国の中央銀行
- 金融政策:景気や物価の安定を目指して、FRBが行うお金の供給量や金利の調整
- 議会証言:FRB議長が議会で議員の質問に答えること
- ADP雇用統計:民間調査会社ADPが発表する米国雇用者数
- JOLTS:米国労働省が発表する求人・離職率
- ベージュブック:FRBが2週間に1回公表する米経済状況報告書
- FOMC:FRBの政策決定会合
- IMF:国際通貨基金
- ECB:欧州中央銀行