NYダウは163ドル高と4日続伸。
前日の米CPIに続いて米PPIでも物価上昇の鈍化を示す内容となりました。
また10月米小売売上高は前月比0.1%減と市場予想の0.2%減ほど
落ち込まなかったことで消費の底堅さも好感され、
株式市場にとっては一番好感される内容となり米株は続伸となりました。
ただ隠れたところの部分を読み解くと、
そろそろ米経済は厳しい位置にいることが分かります。
消費のバロメーターとされる株が崩れれば一気に米経済は冷え込みます。
それを知りながら米国株の動きを見ていきましょう!
週末レポートでもお伝えしていた34709ドルは突破しています。
これにより、いきなり次の下落波動が大暴落となる可能性は低いです。
売りシグナルに転換するとしてもワンクッションを入れてからとなります。
(焦って今すぐに売りを狙う必要はない)
米中首脳会談では今のところ特に目立った内容は発表されていません。(大きな進展なし!)
ただ裏での駆け引き(取引)は必ず行われていますので、
今後の動きからそれを思考していくことになります。
日経先物もまだ『明確な下げる形』を作っていません。
上値を追うには軽く調整が必要でもあり、買いを狙うにも売りを狙うにも
なかなか難しい株価位置となります。本日は方向感の出にくい展開が予想されます。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 33500円。下 33310円。
33310円を割ってくれば33230円を試します。
33500円にネックラインを形成中。
4時間足ベース抜けてくればもう一段高を想定。
抜けるまでは一度押し目を作ると読むタイミングです。
60分の画像解説をしっかりとお読みください☆