2023年11月2日
米国株式市場はADP雇用統計の悪化とISM製造業景況指数の低下を受けて続伸
米国株式市場は、ADP雇用統計の悪化とISM製造業景況指数の低下を受けて続伸しました。
ADP雇用統計では、非農業部門雇用者数が11.3万人と、市場予想の15.0万人を下回りました。また、ISM製造業景況指数は46.7と、市場予想の49.0を大きく下回りました。
これらの結果を受けて、米10年債利回りは低下し、株式市場は買い戻しが進みました。
特に、半導体株やIT主力株を中心に上昇しました。
一方、エネルギー株は原油価格の下落を受けて下落しました。
東京株式市場は前日の上昇を維持
東京株式市場は、前日の上昇を維持しました。
日経平均株価は、前日比225円高の3万1626円で取引を終了しました。
東証マザーズ指数は、前日比21.33ポイント高の705.65で取引を終了しました。
3日は米10月雇用統計の発表を控え、様子見ムードが広がる
3日は、米10月雇用統計の発表を控え、様子見ムードが広がる可能性があります。
雇用統計の結果によっては、株式市場の方向性が大きく変わる可能性があります。
用語解説
ADP雇用統計：民間部門雇用者数を示す指標
ISM製造業景況指数：製造業の景況感を示す指標
FOMC：米連邦公開市場委員会
米10年債利回り：米国の10年物の国債の利回り
半導体株：半導体メーカーの株式
IT主力株：IT関連の大手企業の株式
エネルギー株：エネルギー関連企業の株式
原油価格：原油の価格
