4日の日経平均は6日続伸し、32,939.18円となった。
- 25日移動平均線やその上を走る75日線を上放れて高値引け。
- ローソク足は高値と安値も連日で切り上がる赤三兵を示現。
- 一目均衡表では雲上限を下回ることなく推移。
- 遅行線は強気シグナル発生を開始。
これらのことから、短期的な上昇トレンド延長が期待できそうだ。
個別銘柄
- 鉄鋼、海運業、輸送用機器などが上昇した。
- 伊藤園、神戸鋼、川崎船、JFE、商船三井、日本製鉄、郵船、ゼンショーHD、日本郵政、トヨタ、三菱重が買われた。
- ソフトバンクG、ルネサス、ニデック、キーエンス、ソシオネクスト、ディスコ、レーザーテックが安くなった。
個別の材料
- 伊藤園の第1四半期営業利益が66.5%増となった。
- Fブラザーズが23年11月期業績予想を上方修正した。
- 松屋の8月の売上高が59.9%増となった。
- マイネットのバスケットボール男子が自力でオリンピック出場を決めたことからオンラインメディア「バスケット・カウント」への関心が高まった。
- 星光PMCが米カーライル・グループの傘下企業がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。
テクニカル分析の解説
- 25日移動平均線やその上を走る75日線を上放れて高値引けしたことは、上昇トレンド継続の兆しを示しています。
- ローソク足は高値と安値も連日で切り上がる赤三兵を示現しており、上値追いの勢いの強さを示しています。
- 一目均衡表では雲上限を下回ることなく推移しており、上昇トレンド継続の可能性が高いことを示しています。
- 遅行線は強気シグナル発生を開始しており、上昇トレンド継続の可能性をさらに高めています。
個別銘柄の解説
- 鉄鋼、海運業、輸送用機器などが上昇したのは、経済活動の回復に伴う需要増加の期待を受けてのものと思われます。
- 伊藤園、神戸鋼、川崎船、JFE、商船三井、日本製鉄、郵船、ゼンショーHD、日本郵政、トヨタ、三菱重などは、これらの業種を代表する銘柄であり、上昇率も高かったことから、相場全体の上昇をけん引したと考えられます。
- ソフトバンクG、ルネサス、ニデック、キーエンス、ソシオネクスト、ディスコ、レーザーテックなどが安くなったのは、いずれも高値圏での調整や材料の悪化を受けたものと思われます。
- ソフトバンクGは、中国の経済減速や米中対立などの懸念から、中国株の下落が続いていることが影響したと考えられます。
- ルネサスは、半導体業界の供給逼迫や原材料価格の上昇などの影響で、業績への懸念から売られました。
- ニデックは、メガネフレームやコンタクトレンズなどの需要が鈍化していることが影響したと考えられます。
- キーエンスは、産業用ロボットやFA機器などの需要が鈍化していることが影響したと考えられます。
- ソシオネクストは、半導体製造装置の需要が鈍化していることが影響したと考えられます。
- ディスコは、半導体製造装置の需要が鈍化していることが影響したと考えられます。
- レーザーテックは、半導体製造装置の需要が鈍化していることが影響したと考えられます。