NYダウは290ドル安と3日続落。
米債券市場で長期金利が一時4.32%と昨年10月以来の高水準を付け、
買いの手控えムードが続いています。
7月利上げがラストとの市場予想の中、長期金利の上昇が続いていることで、
今回は今までとは違い実体経済に合わす形の上昇となっているため警戒感が続いています。
NYダウの下値抵抗線に近づきつつあります。下値抵抗線を割らずに反発となるのか?
それとも割ってからの反発となるのかに注目です。
日経先物もお伝えしていた中値31250円に迫る形の下落となっています。
米長期金利の上昇が続いているうちは日本の10年金利の上昇も警戒され、調整が続きます。
とりあえず、目先は下値メドである中値の31250円を割るのかに注目。
終値で割れば下げカウントを崩さない限りは下値最大値に向かって動いていくことになります。
本日は朝方発表された中国恒大集団の破産報道と
8時半に発表される日本の消費者物価指数が市場にどう影響するのか注目となります。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 31550円。 下 31230円。
注目点
・31250円から31230円が第一下値抵抗帯。
割れば31160円から31130円の第二下値抵抗帯を試す展開へ!
白5を若干下回り、第一下値抵抗帯から切り返すのが買い方にとっては
一番理想に近い反転の形となります。(あくまで希望的な観測)
・31280円を割らない場合は二番底形成となりますが、
その場合は白4位置の32390円を抜かない限り、
今のような長期金利に振り回される相場が続くことになります。