1日の日経平均は続伸した。
25日移動平均線やその上を走る5日線を上放れた。
ローソク足は4本連続陽線を描き、高値と安値と終値がいずれも連日で切り上がる「赤三兵」を示現して上値追いの勢いの強さを窺わせた。
一目均衡表では遅行線が強気シグナルを増大。
上向きの転換線は基準線直下の好位置にあって三役好転による強気形状の完成が接近している。
本日は6月19日の今年最高値の284.12円下まで上ヒゲを伸ばしており、最速で明日2日にも高値追い再開となりそうだ。
以下、初心者トレーダーさんのための解説です。
実戦と相まって、勉強をしてくださいね!
日経平均: 東京証券取引所における日本の代表的な株価指数で、日本の株式市場全体の相場を示す指標です。
- 続伸: 前日から上昇したことを意味します。つまり、日経平均株価が前日よりも上昇しているということです。
- 25日移動平均線と5日線: 株価の短期と中期のトレンドを示す線です。25日移動平均線は25日間の平均株価を表し、5日線は5日間の平均株価を表します。
- ローソク足: 株価の値動きをグラフで表現したもので、陽線(上昇)と陰線(下降)があります。4本の連続陽線は4日連続で上昇していることを意味します。
- 高値・安値・終値: ローソク足の各部分の意味です。高値はその日の最高価格、安値は最低価格、終値はその日の取引の終わりにつけられた価格を指します。
- 赤三兵: 連続して上昇する陽線のパターンで、上昇の勢いを強調する形状です。
- 一目均衡表: 技術分析の指標の一つで、主にトレンドとサポート・レジスタンスのレベルを示します。遅行線・基準線・転換線などの線で構成されています。
- 強気シグナル: 買いのシグナルを意味し、上昇傾向を示す兆候です。
- 上向きの転換線: 株価が下降から上昇に転換することを意味します。
- 三役好転: 一目均衡表において、遅行線・基準線・転換線がすべて上向きに転じることを指します。
- 上ヒゲ: ローソク足の上部の線のことで、その日の最高価格と最終終値の差を示します。
- 高値追い再開: 一時的な下落の後、再び株価が上昇することを意味します。