米国市場はFOMCの内容を好感する形で上昇。
◎ FOMC
3会合連続となる0.25%の利下げを決定!
来年の利下げ見通しで2回以上の利下げを支持したFOMCメンバーは8人。
来年、パウエル議長は交代。地区連銀も何人かは交代するため、
二手先を読むと2回の利下げ予想となります。
・公表では来年の利下げ回数は1回のまま!
・来年2回以上の利下げを支持した人が8人もいたことを市場は好感。
・短期国債などの購入でバランスシートの規模を拡大(実質的なQE)すると
発表してきたことも大きな上昇要因の一つ。
米国の名目GDPは30.5兆ドル。今後GDPの65%近くの投資計画が
国内向けに計画されていることを前提に米国株は読む必要があります。
・ここを念頭に置かない人はネガティブな意見ばかり言う。
・一手先しか見ていない人は、今、なぜ株が上昇するか読めない。
バブルの一言で簡単に片づけてくる。確かに発表されている巨額投資が
短期間で実行されるのは人手が圧倒的に足りないので現実的には不可能。
だが、多くの企業が投資を行うのは事実。
今はインフレ相場なので需要が細らないという前提で運用計画を立てるのが基本。
米国では大規模な経済需要がこの先にあると分かっている状況で、
大規模な減税と給付が始まっています。インフレ(長期金利)さえセーブできれば、
米国経済は、今後、高い成長率になります。 足元の雇用が弱いという指摘も
「労働生産性の高まり」による悪化であることは明白。
消費が落ちない限り、米経済が下に向くことはありません。
・景気後退などありえない!
・株は経済のバロメーター!今の米国経済は株高で持っている!
・インフレさえセーブできれば高度経済成長期に入ります。
これはあくまで可能性の話ですが、少なくとも悲観的な予想を続ける
完全に乗り遅れたアナリストやエコノミスト、途中下車した投資家よりマシ☆
今回の米国相場の先行指標銘柄はゴールドマン・サックス(GS)だとお伝え済みです。
今回の上昇相場の本質は金余り。そして金利高により信用不安。
であれば、同社株の指標とするのは至極当然!
プロは経済指標だけをみて判断しません。
必ず個別株の動きも複合させて相場需給を読みます。
GSが最高値更新中に暴落などありえません!
重要なことですのでこういったことを当塾で学んで頂ければと思います。
日経先物は日足の上げ波を下回るまで、押し目は買いだと解説済みです!
・50620円を抜けてからの押し目は買い対応。
・ただし!上がる周期で上がらなかった場合は需給関係が悪いと考えるのがセオリー。
一度、下に振ってから上がるという想定が必要となります!上げ波を下回ってからは
その想定を取り込んでください。それまでは上目線で!
ドル円は米利下げ発表による円高。 (これは想定通りの動き!)
この週末、日銀から『0.5%の利上げリーク記事』を飛ばされない限りは、
ここから159円に向かって上昇していく可能性が高いです。
・二手先は上。(為替介入をするまで円安が続く!)
・為替介入をすれば5円ほど円高に振る。
160円で介入した場合は155円のポジは負ける可能性がある。
そこを念頭に置いたトレード計画を立てていきましょう。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 51330円。下 50500円。
FOMCは無事通過。
米利下げによる円高が止まればそこから上昇に向かうと予想。
日銀会合までは基本的に上目線を継続!(押し目・押し目で買い対応。)
本日は60分足の上げ波に注目。
50500円をサポートに見ていきましょう!



