NYダウは4営業日ぶりに反落。
イスラエルとイランを巡る中東情勢の緊張が高まったことで、
軍事衝突の拡大や長期化への警戒から利食い売り優勢となりました。
エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株の下落が目立ち、
SOX指数は2.8%安で終えています。(そろそろ警戒するタイミングへ!)
日経先物は地政学リスクの高まりからの円高の影響を受けて、
一時37600円まで下落。今週前半は上げ波によって反発想定と解決済み。
上げ波割れから下げ後半戦へ!
ただ昨日38520円を超えたことで36250円を一度には試さない想定となります。
一度には試さない=下がるとしても上下しながら…もしくは、
日足ベースの揉み合いの中間位置を作ってから下値を試すという解説。
10月相場は要警戒!昨日までは上げ波があったから強かっただけ。
ここからが日本市場の本当の正念場に入っていきます!
為替が141円70銭を割れてくるかにも警戒していきましょう。
日本株は円安ありき!円高での株高は企業業績の押し上げがないため厳しいです。
(海外勢からのキャリートレードも期待できない。すぐに失速しやすい。)
4日発表の石破氏の所信表明。
そして米雇用統計後から次第に動きが出てくると思われます。
それまでは方向感のない上下が続くと思われます。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38090円。 下 37750円。
ナイトは37580円から37510円の下値抵抗帯で止まっています。
(日足・4時間足のMAが密集)
37510円を割れた場合は37290円割れの展開を想定することになります。
ただ、昨日、38520円を抜けてからの下落となりますので、
本日は「37510円の下値抵抗帯は割れない!」と読むのが妥当です。
4時間足の雲の流れと日足の上げ波を考慮すれば、
37850円から37750円は一旦切り返し想定位置。
37750円を割れば37510円を試す展開となりますが、
下がればそこは押し目で買われやすい位置となります。
本日は下値切り下げ時の追撃の売りは避けましょう!
【寄り付きトレード】
38,090円 買い(A)
38,000円 決済(B)
▼90円