NYダウは65ドル高と続伸。史上最高値を更新してきました。
NASDAQやS&P500はエヌビディアの決算を前に手持ち調整から反落。
同社の決算が市場の期待値を上回れば決算発表後に両指数は
NYダウに合わす形で高値奪回を目指すことになります。
この反対に期待値を下回った場合はNYダウが合わす形となります。

パウエル議長は先週のジャクソンホールにて
「強い労働市場を支えるためにできることを何でもする」と語っています。
それだけに9月6日の米雇用統計は要注目です。
米国市場は「0.5%の利下げありき」で動いています。
9月6日の同指標が大きく悪化していなければ0.25%の利下げを
織り込む相場へ移ります。(米金利が上昇しやすい。ドル高へ!)

その前哨戦となる30日の7月米個人消費支出(PCE)物価指数は要注目です!
個人的にはエヌビディアの決算よりも利下げ幅のほうが秋相場を読む上で重要と考えています。
30日は日経先物の変化日でもあるだけに要注目です!
個人的に今回の米PCEはいい内容を想定しています。
(ここから円安に振り、日経先物は上昇。雇用統計から下へという相場観で相場を見ています!)

日経先物は今は迷い位置にいます。(方向感が読みにくい位置。売り買いの交錯位置。)
業績の先読みから考えれば今の為替水準で日経先物が上値を追っていくのは厳しいです。
動きが読めないのは円高に推移しても日経先物が想定以上に底堅いことにあります。
これは指数か為替か、どちらかが間違った価格水準で推移しているためとご理解下さい。
(米長期金利から考えればドル安が進みすぎ。=円高に振りすぎ!)

29日からその是正が始まると思われます。為替も先物も勝負はそこからとなります。
PCEが大きく悪化していた場合は私の読みミスです。
(FXをされている方はPCEで円安に振らない場合は一旦撤退して下さい!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の日経先物の注目ポイントは、上 38090円。 下 37840円。

38080円から38090円が上値抵抗帯。

37840円を割れば上げのN字崩れとなり、
割れた場合は37640円方向となります。

今は、日経先物か為替か、どちらかがおかしい価格帯で推移しています。
どちらが合わせてくるかの局面のため、動きが非常に読みにくいタイミングです。
とりあえず、本日の時点では先物の水準が為替に比べて高すぎますので、
日経先物が為替に合わせてくるのかな?と読んで私は見ています。
そして、29日から為替が円安に振ると同時に日経先物も上げてくるのかな?という
見方で相場を見ています。

・相場観とトレードはまったく別物!
・相場観を持ってテクニカルを利用していく癖を付けましょう。

【寄り付きトレード】

38,090円 買い(A)

38,420円 決済(B)

+330円

タイトルとURLをコピーしました