今日の東京株式市場【環境認識】

2024年7月19日

米国株式市場と東京株式市場の動向について

【考察】 18日の米国株式市場では、NYダウが前日比で533.06ドル下落し、46650.02ドルで取引を終えました。これは7日ぶりの反落です。一方、ナスダック総合指数も125.702ポイント下落し、17871.223ポイントで続落しました。出来高は、NY市場が約9億4871万株、ナスダック市場が約55億9171万株でした。

【その他の考慮点】 NYダウは前日の強い動きが続き、一時は180ドル近く上昇する場面もありました。しかし、今回の連騰が始まる前の9日終値からは2000ドルを超える上昇となり、短期的な過熱感が警戒され、利益確定売りに押されました。下げ幅は5月23日の605.78ドル以来で、今年3番目の大きさとなりました。

【全体的な見通し】 19日の東京株式市場は、軟調な展開が予想されます。18日の米国株式市場の下落を受けて、前日の弱い動きが続くとみられます。手がかり材料が乏しい中、週末要因もあり、様子見姿勢が強まりそうです。積極的な売買は期待しにくいでしょう。

【用語解説:初心者向け】

  • NYダウ:ニューヨーク証券取引所に上場している30種類の代表的な株式の平均株価を示す指数です。
  • ナスダック総合指数:アメリカの電子証券取引所であるNASDAQに上場している全銘柄の株価をもとに算出される株価指数です。
  • 出来高:一定期間(通常は1日)に取引された株式の総数のことを指します。
  • 連騰:株価が連続して上昇することを指します。
  • 利益確定売り:株価が上昇した後、その利益を確定するために売り出される株のことを指します。
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