今日の東京株式市場【環境認識】

2024年7月16日

米国株式市場は、15日にNYダウが前週末比で210.82ドル高の42,211.72ドルとなり、4日連続で上昇しました。また、ナスダック総合指数も74.120ポイント高の18,472.566ポイントとなり、取引を終了しました。

【考察】 出来高は、NY市場が8億7497万株、ナスダック市場が52億6026万株でした。NYダウは、5月17日に記録した終値ベースの史上最高値(43,590ドル)を、2カ月ぶりに更新しました。また、13日には、共和党のトランプ前大統領が銃撃される事件が発生しました。大統領選挙を戦うトランプ氏にとって、この事件が有利に働くとの見方が出ています。

【その他の考慮点】 前回の在任中に行った財政拡大や規制緩和のメリットを得られる銘柄が物色されました。NYダウ採用銘柄では、キャタピラーやゴールドマン・サックス、JPモルガンなどが値上がり率の上位に入っています。

【全体的な見通し】 一方、16日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなる可能性があります。日経平均株価は、15日の米国株高や、前週末12日に大幅下落した反動から、買い優勢スタートとなる見込みです。

【用語解説:初心者向け】

  • NYダウ:ニューヨーク証券取引所に上場している30種類の代表的な株式の平均株価を指します。
  • ナスダック総合指数:アメリカの電子証券取引所であるNASDAQに上場している全銘柄の株価指数です。
  • 出来高:一定期間(通常は1日)に取引された株式の総数のことを指します。
  • 銘柄:株式などの証券を発行している企業のことを指します。
  • 日経平均株価:東京証券取引所に上場している225種類の代表的な株式の平均株価を指します。この指数は、日本経済の動向を示す重要な指標とされています。
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