【株式相場展望】日銀会合はサプライズゼロ、中国株動向に注目

2024年1月21日

【株式相場展望】日銀会合はサプライズゼロ、中国株動向に注目

考察

日本銀行による金融政策決定会合(日銀会合)が23日に開催されます。コンセンサス通り、現状の金融政策は据え置かれる見通しです。また、2024年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)と23年度の経済成長率の見通しは下方修正される公算が大きいようです。

日銀は「2%物価目標の持続的・安定的な実現」を目指していますが、原油価格の下落や消費の伸び悩みなどから、物価上昇が伸び悩んでいる状況です。そのため、日銀会合で24年度の物価見通しを下方修正することは、ある程度予想されていたことです。

また、23年度の経済成長率についても、昨年7-9月期のマイナス成長を踏まえて、下方修正される見込みです。

このように、日銀会合はサプライズゼロとなる可能性が高いため、株式市場への影響は限定的と見られます。

その他の考慮点

日銀会合以外の注目点としては、下値模索を続ける上海総合指数と香港ハンセン指数が挙げられます。とくに香港ハンセン指数は、2022年安値を割り込んでくると、2009年以来の安値水準が見えてきます。中国株の投げ売りが加速し、上海総合指数、香港ハンセン指数が一段安となる場合、中国で事業を展開する銘柄はきつい動きを見せる可能性があります。

全体的な見通し

日銀会合はサプライズゼロとなる見通しですが、中国株動向には注意が必要です。中国株が一段安となると、中国で事業を展開する銘柄に下押し圧力がかかる可能性は高まります。

用語解説:初心者向け

  • 金融政策決定会合(日銀会合):日本銀行が毎月開催する会合で、金融政策の運営方針を決定する。
  • 金融政策の正常化:日本銀行がこれまで実施してきた大規模な金融緩和政策を縮小していくこと。
  • 消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI):生鮮食品を除く総合指数。物価上昇率を示す指標の一つ。
  • 経済成長率:1年間に国内総生産(GDP)がどれだけ伸びたかを示す指標。

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