今日の東京株式市場【市況解説:環境認識】

2023年12月19日

考察:

  • 今日の日経平均は小幅ながらも上昇し、日本銀行の金融政策決定会合待ちの状況となりました。結果発表後は、大規模緩和の維持とフォワードガイダンスの変更なしという内容で、為替市場では円安・ドル高の流れが生じ、日経平均も33000円台を回復しました。大型株を中心に買われ、高値で引けました。

その他の考慮点:

  • 大引けの日経平均は460.41円高(+1.41%)の33219.39円で終了しました。売買高は14億9036万株、売買代金は3兆6364億円でした。
  • 買われたセクターにはその他製品、保険業、海運業、食料品、電気機器があり、売られたセクターには陸運業、空運業、銀行業、鉄鋼、建設業が含まれます。
  • 値上がり銘柄が72%、値下がり銘柄が24%でした。

全体的な見通し:

  • 日銀の金融政策決定会合では現状維持が決定され、マイナス金利解除への期待は後退しましたが、来年の決定会合が予定されており、その方針に注目が集まる見込みです。

用語解説:初心者向け

  • 日経平均(Nikkei): 東京証券取引所における株価指数で、日本の主要な株式市場全体の動向を示すものです。
  • 金融政策決定会合: 中央銀行が金融政策を決定する会合で、経済や通貨の動向に応じて金利や資産購入プログラムなどを決定します。
  • 円安・ドル高: 日本円の価値が下がり、米ドルの価値が上がる状況を指します。外国為替市場における通貨ペアの動向を示します。
  • セクター: 異なる産業や業種を分けたグループで、株式市場ではそれぞれの業種や産業の株式がまとめられます。

場中解説は、以下のYouTubeチャンネルで配信しています。
https://www.youtube.com/channel/UCaf5-S-kVmyqzKctnYqIC_Q

タイトルとURLをコピーしました