2023年10月16日東京株式市場
日経平均株価は前週末比529円安の31,786円で大幅続落
主な要因は、中東情勢の悪化懸念と、前週末の米国株式市場でのハイテク株安
市場からは「中東情勢が警戒され、売り仕掛けが入りやすい状態だ。日経平均は下げ渋ったが、戻りは限定された」との声
用語解説
日経平均株価：日本を代表する株式市場の指標
ハイテク株：IT関連やインターネット関連の企業の株
株価指数先物：将来の株価指数を先物取引で売買する商品
マド：株価の値動きのレンジを指す
ロシア・ウクライナ戦争：2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻した戦争
本文
2023年10月16日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末比529円安の31,786円で大幅続落しました。主な要因は、中東情勢の悪化懸念と、前週末の米国株式市場でのハイテク株安です。
イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻の準備を整え、中東情勢の悪化懸念が広がりました。また、前週末の米国株式市場では、ハイテク株を中心に下落しました。この流れを受けて、東京市場でも半導体関連株中心に売りが先行しました。
株価指数先物にまとまった売りが出たことも重しとなり、日経平均は下げ幅を拡大しました。前場終盤には、31,671円まで下押ししました。その後、下げ渋りましたが、戻りは限定的でした。
市場からは、「中東情勢が警戒され、売り仕掛けが入りやすい状態だ。日経平均は下げ渋ったが、戻りは限定された」との声が聞かれました。
今後の動向については、中東情勢の推移と、米国株式市場の動向が注目されます。
