朝一コメント:フェニックス

NYダウは4日続伸。米30年債が5%に乗せた位置から流れが一転しています。
まず、FRB高官が相次いで追加利上げに慎重な姿勢を示し、長期金利の上昇が止まりました。
次にそのピンポイントのタイミングで中東情勢が悪化し、
リスク回避として米国債が買われ長期金利が低下。
これが今の株高要因です。

8月1日からの米国市場の調整は『長期金利の上昇を織り込む相場』だとお伝えしてきました。
(長期金利の上昇が最大の悪材料)
その悪材料がなくなったことでリスクオンとなっています。
高インフレが続くなか長期金利が低下すれば株は買われて当然です。

昨晩発表された米PPIの上振れ結果も、
市場は次の11月FOMCでは利上げは行われないないものとして走り出しています。
この点を理解しながら米国市場は見ていきましょう!
(長期金利の低下が続く限り目先の株高は続く)

米30年債のチャートでは、今は初押しです。
二番天井を形成する動きは必ず形成しますのでそこでの株の反落(下げ)の強さで
次の動きを予測していくことになります。
(目先はファンダ要因での動き。今はそのファンダを消化中)

もちろん、日経先物も同じように二番底形成の動きは必ずあります。
米長期金利の動向は必ず横目で見ておきましょう。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32240円。下 31860円。

注目点
・31860円を割ってくれば二番底形成に入ります。
 割るまではまだ超短期軸は上向きのまま!
 4時間足の13MAに注目しておきましょう!

・32180円から32240円が上値抵抗帯。

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