米長期金利が一時4.61%と0.2%近く低下。
これを受け、NYダウは134ドル高と3日続伸となりました。
FRB高官から一段の利上げに対して慎重な見方が連日示されていること。
更には、タイミングよく中東情勢が悪化したことで、安全資産とされる米国債が買われ、
長期金利が低下。それが追い風となっています。
8月からの米国市場の調整は『長期金利の上昇を織り込む下げ』でした。
下落要因がなくなれば反発して当然です。(地政学リスクよりも長期金利低下が優先される)
投資家目線からファンダを見ると、中東情勢が激化すればするほどミサイルが使われ米半導体には追い風となります。
アメリカが経済対策を打てない時に限って何故かいつも中東情勢が悪化するというのも、また一つのリズムか?
日経指数にとっても米長期金利の低下は好材料です。
今回の切り返しはあくまで初戻し!二番底待ちのタイミングです☆
米国債もまだ初押し波動。必ずチャートは複合させながら思考しましょう☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日の日経先物の注目ポイントは、上 31910円。 下 31760円。
注目点
・米長期金利もまだ初押し波動ですので、日経先物も初戻し波動と読むのが妥当。
4時間足と60分足から見れば調整に入るタイミングです。
まずは上げのカウント崩れとなる31760円割れからの動きに注目です。
・31700円を割ってくれば下げ足を速めてくると思います。
割るまではまだ昨日までの上げの余韻が残っているため、
押し目買いが入りやすい状態が続きます。