NYダウは366ドル安と続落。
6月のADP全米雇用リポートが市場予想の倍以上の伸びを示したことや、
米ISM6月非製造業(サービス業)景況感指数も市場予想を上回ったことで、
7月利上げを一気に織り込む動きとなりました。
米2年債は一時5%乗せ。米10年債は明確に4%乗せとなっています。
FRBは6月のFOMCで利上げを見送りながら、年内利上げをあと2回としています。
米金利先物の値動きから市場が織り込む利上げ確率を算出するフェドウオッチでは、
7月と9月の利上げ確率は28%程度(前日は18%)の織り込み状況のため、
今晩の米雇用統計の内容次第ではもう一波乱の想定が必要となります。
NYダウがこの調整局面で下値抵抗線を割ってくるのかに注目です。
割った場合は、今後の動き方によっては再度売りシグナルに転換することになります。
(詳しくは週末レポートでお伝えします)
日経先物は7月5日(変化日)から下げ周期に突入しています。
下げ波を上抜けるまで調整が続きます。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32490円。 下 32170円。
注目点
・32200円から32150円が下値抵抗帯。
・日足のリズムラインから考えれば下げ波を抜けるまでは基本的に切り返しは売り対応。
(今晩の米国市場の動向は重要)