NYダウは3日続伸。
エヌビディアを筆頭にAI半導体株に利益確定売りが出たものの、
景気敏感株に資金が移動し、全面安の展開にはならず。
週間の新規失業保険申請件数は市場予想を上回り、
また6月の製造業景況指数も前月から大幅に悪化。
米住宅着工件数も市場予想を下回るなど景気減速を示す指標が連発。
エヌビディアが売られたと同時に全面安の展開となれば
一気に調整入りとなったが、そうにはならず。
※
流動性相場となれば指数は大きくは下がらない。
昨晩の米国市場が単なるSQ都合の動きだったのか、
ここからの動きに要注目となります。
日経先物は三角保合いが継続中。
米テック株が本格調整に入れば下放れるますが、
米国市場で景気敏感株が物色されたことで
日経先物もそれに合わす形の動きとなっています。
揉み合い相場は売り買い交錯位置。
買い方(黄5へ向かう)が勝つのか?!
それとも、売り方(黄4の継続)が勝つのか?!
現時点では後者が勝つ確率のほうが高いです。
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38660円。下 38410円。
ナイトの動きは4時間足のレンジ内に、
もう一つのレンジ(60分足)を作ってきています。
目の前の動きが非常に読みにくくなっています。
基本的にこういうタイミングではトレードは控えるのがベストです。
揉み合い相場の基本はどこからどこまでの範囲内での動き化を見抜き、
そのレンジの『中値』を必ず意識していきましょう。
(買いを狙うなら中値より下。売りを狙うなら中値より上。)
おそらく本日は昨日以上に小さなレンジ内での動きが予想されます。
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想定通りに小幅なレンジでの動きとなった場合は、
本日のナイトコメントはお休みとさせていただきます。
【寄り付きトレード】
38,660円 買い(A)
38,660円 決済(B)
±0円