NYダウは189ドル高と5日続伸。5月の消費者調査で1年先の期待インフレ率が4.1%と
2021年5月以来の低水準となったことで利上げ見送りの観測が強まり上昇しました。
3月の金融不安による急落時からお伝えしているように『金融不安は買い』が定石です。
理由はインフレ率が低下するからだと説明しました。
今、まさに当時の解説がそのまま表面化しているところです。(3月18日からのレポート参照)
『夏にかけてのインフレ率の低下』を先読む形の上昇相場が始まるとお伝えしました。
この後にくるインフレ第二波は凄まじいものになるでしょうが、
目先は信用縮小によってインフレ率が確実に低下していきます。
株式市場でも『焦りから来る前倒し需要』が始まっています。
この『焦り』というのが重要なポイントです!
今は伝わらないかもしれませんが、経済というのは悪化すると分かっている時ほど悪化しません。
難局を乗り切った後に悪化します。1年後に今を振り返った時に、なるほどな…と思われると思います。
2028年から2030年にまた同じようなことが起こりますので、必ずメモを残しておきましょう!
(データを残すことで経験値を積むことができ、次のチャンスに活かせます)
日経先物は、中小株に物色の矛先が向かうかがキーポイントだとお伝えしました。(過剰流動性相場への発展)
先週末からその兆候が出てきています。日足の2つの下げ波によって赤4の波動入りを期待していましたが、
過剰流動性相場に発展してきたことで日足の下げ波を突破してきています。
赤ラインを割るまでは赤3の波動が延長しますので、その目を持って相場を見ていきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32800円。 下 32490円。
注目点
・4時間足の下げ波を抜けています。
日足の下げ波もこのままだと突破する形となるため、
もう一段の上昇を想定していくタイミングとなります。
60分足の上げ波を参考にしていきましょう!