NYダウは前週末比199ドル安と3営業日ぶりに反落。
米債務上限問題の決着、FRBの6月FOMCでの利上げ見送り観測によって
ダウ平均は先週末に今年最大の上げ幅を記録していたこともあり、利益確定売りが出ました。
繰り返しの説明となりますが、NYダウの今回の買いシグナル転換は、
大きく上昇していくというイメージよりは、下がりにくいと読む買いシグナルです。
週足画像で示したNYダウチャートの赤ラインを割ってくれば、
6月利上げ停止を完全に織り込んだ可能性が出てきますので、割れば要警戒の波動に入ります。
(赤ラインの下値抵抗線を割るまでは底堅く推移します)
ナイトの日経先物はお伝えしていた上値抵抗帯でピタリと止まり反落。
ここからの注目点は4時間足の上げ波と日足の上げ波を割るかどうかです。
割れば調整波動に入っていきます。(過剰流動性相場へ発展していくのかに注目!)
※
過剰流動性相場に入れば、指数は下がりにくくなります。
中小型株の動き(マザーズ等の動き)は必ず横目でチェックをして
相場の強さを測っていきましょう!
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本日の日経先物の注目ポイントは、上 32310円。 下 32060円。
注目点
・60分足の短期軸のリズムラインから4時間足、日足のリズムラインを読み解いていくと、
32570円で一旦上げどまったと読むのが妥当です。
60分足、4時間足の順番で各時間軸の上げ波を割るごとに確率が高まっていきます。
・32570円からの半値戻し価格は、32310円。
日足の上げ波を割ってくる調整波動に入っていくのであれば、
この32310円の上値は抜けてこないと予測。
本日からはこの32310円に注意・注目しておきましょう!
・30060円を割ってくれば32020円方向。
32020円を割れば31910円から31900円の下値抵抗帯を試す展開に入ります